ピコ太郎の『格好良すぎる』くだらなさ( ´ ▽ ` )♪

ピコ太郎

 

ただの一発屋芸人とはぜんぜん違うピコ太郎

ピコ太郎さんといえば、

言わずもがな『PPAP』で一躍人気者になったおっさんですww

 

youtubeで配信された動画は今では再生回数8億回を超えて(2016.12月付け)

「YouTube Rewind 2016」という

その年でのトップ10を決めるランキングでは

わずか3ヶ月の配信で2位になった偉業も達成しています。

 

日本人アーティストとしては初なんだそうです!!

 

 

ピコ太郎さんの正体?は、

「古坂大魔王」さんというお笑いタレントであり、

その他音楽家としても結構有名な方です。

 

mihimaruGTのアルバム・ライブツアーに参加したり、

鈴木亜美やAAA(トリプルエー)などの

楽曲リミックスを手がけたりしていたそうですよ!(゚ロ゚)

 

そんな彼が考えていた『キャラクター』が

「ピコ太郎」であり、

1年近くじっくりと温めていたものだそうですね。

 

そして満を持して今年、

「PPAP」を発表し、世界中に大きな波紋を生んだわけです!

 

初めて動画を見たとき、正直僕は一発屋芸人にありがちな、

その場の勢い的なネタなのかと思ったんですけど、、、

 

いやーーーー( ´ ▽ ` )

全く違いましたね!!!

ピコ太郎さんのことを知れば知るほどめちゃくちゃ感心することばっかりです。

 

 

「発信者」としてのスタンス

彼は物凄くグローバルな考えをもっていて、

日本のお笑いを世界に広めたいという思いがあったそうなんです。

 

彼の話によると、

日本のお笑いはとても素晴らしいのに、

なかなか海外に出られないのは『言葉の壁』があるから。

でも、

アニメやアイドルの歌は世界に出ている。

ということは、

「音楽」というものには『言葉の壁』を突破する力がある。

じゃぁ、

「笑い」と「音楽」を混ぜれば、世界に向けて発信できるんじゃないか?

 

という想いを持ちながらあのネタを作ったそうです。

 

『1分間の笑い』に対するスタンス

彼曰く、

「ピコ太郎はくだらないものだと自負しているし、意味はないかもしれない

でも、

そういうものが見られる精神状態にしてあげたい。

 

今、世界中で動画が再生されているということは、

みんな私を見て1分くらいは笑ってくれているということ。

 

その1分だけは、世界平和に貢献できていると思っています。」

 

というのが、彼のお笑いのスタンスらしいです。

 

これはかっこいいですねぇ( ´ ▽ ` )ノ

【1分の笑いで世界平和に貢献する】という意思

とてつもなくかっこいいと思います。

 

 

「テーマ」と「ビジネス」の成り立ちが秀逸です♪

ビジネスで置き換えれば、

「ピコ太郎」のキャラ付けとネタの内容の良さがよくわかります。

 

・ご自身のテーマ「1分間の世界平和貢献」とし、

 

・商品・売り物は、「1分間の何も考えずに笑える時間」を提供すること

 

・対象となるマーケティング層は、

国境という垣根を超えた「世界中のハッピーになりたい人達」

 

・世界中の人々に向けて発信をするので、

「言葉の壁」を打ち壊す、「音楽」を活かしたしたネタを作りあげてます。

 

 

まずは相手の意識を引き込むために、

「こいつなんだ!!?」と思わせる

キラキラとした奇抜なファッションで注目を集めてます

 

そしてまた、

「なんだこの歌!!?」と思わせる内容の

ブロークンイングリッシュな歌が展開させるわけです。

 

ペンと果物を刺すだけの全くもって意味が分からない歌。

それがコミカルな音楽と、おっさんがキャピキャピするダンスとともに流れる。

 

初めて見た人ほど、

「こいつ、くだらネェェーー!!!」と思うでしょう( ´ ▽ ` )ww

 

でも、どうでしょう??

ついつい1分ほど見ちゃって、笑ってしまってる自分がいませんか??^^

 

もちろん、

ここまで爆発的に人気が出たのは

いろんな運やタイミングが重なったこともあるでしょう。

 

事実、海外の世界的アーティストがリツイートしたことが

引き金となったフシもありますしね。

 

本人もここまで人気が出るとは思っていなかったそうですが、

そうなるだけの価値は十分あるように思えます^^

 

自分のやりたいことに「テーマ」を持つ

ということの大切さと、

それが

その人の魅力の一つになる

ことがよく分かる出来事でした♪

 

今後もピコ太郎さんには

世間を「1分間の世界平和」で包み込んで行って欲しいですね^^