年金制度が変わっちゃいます!
結構前から「年金問題」がそこらかしこと騒がれていますが、
今現在年金を受け取っていない世代には、
あまり現実味がない話題ですよね(^^;)??
2017/10/26付の読売新聞に
このような「年金額改正の新ルール」が掲載されてました。
2021年からは
「例え物価が上がったとしても、
賃金の低下に合わせて、年金の給付金額も抑制する」
という新しい年金改革法案が実施される予定です。
なんのこっちゃ?という話ですが、
これまでの年金保障は、
「物価が上がれば」給付金は「一定額」
「物価が下がれば」給付金は「物価に合わせて下がる」という
【物価を元に給付金を決める】という保障でした。
(基礎年金は満額65000円。それに厚生年金や旧共済年金などがプラスされる感じで)
なので、賃金がどれだけ上がろうが下がろうが、
物価が下がらなければ年金保障額は変わらないよーーーというもの。
しかし新制度では、
物価が上がっても下がっても、「賃金が下がる」場合には
『賃金の低下に合わせて、給付金も下げよう』
つまり、
【賃金に合わせて給付金を決める】
という法案に変えましょうねってことにしてるんです( ´ ▽ ` )
賃金が低い人=年金給付額も低い!!
国としては、
これから緩やかに「物価と賃金は上昇」していくから、
「少子高齢化」の影響は、年金保障の財源に対して1~2割程度の影響。
大したことはない、、、
と予想していたのですが、
思わぬデフレにより賃金が全く上がらず、財政が圧迫してしまうという悪状況に!
「やべぇよ…(泣き)このままじゃお金足らなくなっちゃうよ(T_T)」
ということになり、
よし! 財政圧迫を阻止するべく、
「低い所得者には低い年金しか払わなくしよう!!!」
という法案に変えようとしているってことです。
一番の被害者はこれから働き出す若者!
この改革法案が実施されて一番の問題となるのは、
僕ら世代の年金額の低下ですね。
特別な技能・能力を持つ人などの「高賃金」の人が上昇していく世の中ですが、
それと同じように、
フリーターや派遣雇用などの「低賃金」の人もガンガン増えていきます。
「年収1000万円以上の高所得」と
「年収200万円以下の低所得」の人達で
はっきりと線引きされる「収入の二極化」が進んでいくんです。
そうなると、
年収200万円以下の人達の『賃金』ってめちゃくちゃ低いですから、
将来貰える『年金額』も低くなることが分かりますよね?
- 収入が少ないから蓄えも出来ない。
- さらに、年金額も少ないことが容易に想像できる。
このままいけば、
月数万円程度で老後を過ごしていく未来が待ってるってことですよ。。。(^_^;)
今後の対策は大きく3つ
今後の年金保障に対しての「危機感」は感じれたと思いますが、
ここからどのように対策していくかが個人で問われてくるんですね。
対策は3つです!
- 凄い高賃金を得られる仕事に就く
- 低額化する年金をカバーする収入を得られるようにする
- 適当に生きて60歳でこの世とおさらば
どれを選ぶかは個人の自由ですが、
どれを選ぶにしても、それ相応の「苦労」はします(^^;)
ただ、その先の幸せを掴むために、
自分から努力できるかどうかってだけなんです。
結局のところ、
『自分には関係の無いこと』と言って問題を無視し、何も努力しない人が
一番辛い世の中になっていくんです。
当然と言えば当然ですが^^
自分の将来に危険が迫っていると仮定し、その不安を払拭するために
何か一つでも「行動できる人」が本当に楽しい人生を歩めるような気がします♪
将来の「不安」にビビるのではなく、
「幸せなもの」に出来るように努力していきたいですね♪
それでは今回はこの辺で♪