書籍『覚悟の磨き方』から本当に後悔しない生き方を学ぶ‼︎

img_book3こんにちはコマサトです( ´ ▽ ` )ノ

 

今回は僕のオススメの書籍である

『覚悟の磨き方 超訳 吉田松陰』について

内容を噛み砕いて説明したいと思います。

ご自身で新しいことを始める方には必読書といっても良いでしょう♪

幕末を生きた型破りなほどの天才思想家 吉田松陰

かの高杉晋作伊藤博文(初代総理)をはじめとし、

品川弥二郎(内閣大臣)、山田顕義(國學院大學・日本大学創設者)などを送り出した

「松下村塾」の立ち上げ人。

 

安政の大獄の犠牲者として、齢30でその生涯を終えた松蔭。

けれども、とんでもない影響力を与えたこの人の

『本当に後悔しない生き方・思想』

物凄くシンプルで力強いものがあります。

 

今を生きる僕たちにもめちゃくちゃ学びになる内容です♪

 

本の構成は

  1. 心(Mind)
  2. 士(Leader-Ship)
  3. 志(Vision)
  4. 知(Wisdom)
  5. 友(Fellow)
  6. 死(Spirit)

の6つでできており、全176のメッセージが載っています。

 

その日の気分や、適当に広げたページからでも

十分に学びを得られる本です^^

 

心(Mind)

「行動につながらない学問は無意味」という考えをもつ松蔭は

『大切なのは、いかに早く多くの失敗を重ね、改善し、成功に近づけていくか』

という考え方をもっています。

実際に動く前に、分かることなんてほとんどないと知ってるからだそうです。

 

だからこそ、動きながら準備するということ、

そして何度も挑戦するMindを持つのが大切だと書いてあります。

 

【心(Mind)のオススメ項目】

・004 「懇願」
  本当にお願いですから たった一回負けたくらいで、やめないでください。

・007 「後ろを見ない」
  ミスをして落ち込む暇があったら、ただちに「次はこうする」と決めて
  新しい仕事に取り掛かりましょう。若ければいくらやり直したって、
  たいした問題にはなりませんから。

・017 「感動は逃げやすい」
  良い話は誰もが好きだから、すぐに影響されて「自分も頑張ろう」と決意しますが、
  何も行動に移さないと、すぐに心から逃げてしまいます。
  道ができるか、ふさがるかは一瞬です。

 

士(Leader-Ship)

「本当に大切にしたいことはなにか。

大切にしたいことのために、今できることはなにか。

その問いの繰り返しが、退屈な人生を鮮やかに彩る」

 

安定した生活の先には、目に見えぬものに怯えたり、

つまらない日々しか待っていないという考え方をしていた松蔭は、

常に生きる手本として、

目の前に安心より、「正しいと思う困難」を取ってきました。

 

だからこそ、多くの弟子たちが後に続いていったのでしょう。

そんな、周りの人たちを引きつけるリーダーにとって必要な要素が詰め込まれた項目です。

 

【士(Leader-Ship)のオススメ項目】

・042 「迷わない生き方」
  最もつまらないと思うのは人との約束を破る人ではなく
  自分との約束を破る人です。

・055 「丸くなりたくない人へ」
  今までの常識を無視しようとする人。
  周囲から止められても、なかなかあきらめようとしない人。
  それ以外は全員、並の人です。

・065 「リーダーをきわめる道」
  リーダをきわめる道は2つあります。
  一つは知識の豊富な人や、才能のある人たちと交流すること。
  もう一つは、世界中の様々な分野の本を読むことです。

 

志(Vision)

「慣れ親しんだ場所から出た時、自分にとって本当の人生が始まる」

 

今のシステム、考え方、ルールに縛られることなく、

自分の心の充実感を得るための『目指すべき姿とは!?』がよく分かる項目です。

 

【志(Vision)のオススメ項目】

・082 「いけるときは今しかない」
  出し惜しみしないでください。「いざとなったらできる」というのは、
  ふだんからチャレンジを繰り返している人だけが言えるセリフですよ。

・089 「限界は何度だって超える」
  新しいことを学びましょう。目標に向かう行動を増やしましょう。
  限界を何度も越えて、完全にやり尽くしたという瞬間に
  「自分の本分」というものが、かすかに見えることがあるんです。
  その本分を知ることが、人生最大の目標です。

・093 「嘆かなくていい」
  勝手に言わせておきましょうよ。
  あなたが本気なのは、神様はわかっていますから。

 

知(Wisdom)

「物事には本質枝葉があり、枝葉が知識なら、

本質は「どう生きたいのか」をいう志である。」

 

要は、自分が成し遂げたいと思う志がない限り、

知識としてだけ物事を学んでも何の意味も無いことを言ってるんですね。

 

ただの知識ではなく、自分の生きる目的を叶えるために

どんな「知」を積むべきなのかをここでは紹介されています。

 

【知(Wisdom)のオススメ項目】

・122 「学びの賞味期限」
  優れた人の話や文章に触れて、自分も真似してみようと思うことは簡単です。
  しかし学んだ今すぐ、その気持ちを行動に移して、結果を出してみなければ、
  その学びは二度と自分のものにはならないでしょう。

・125 「行き詰まったときはいずれかを」
  歴史に関心がなく、心の友もいないとなると、
  すぐにつまらない人間になってしまします。
  本を読む。仲間と会う。
  これが、古い自分から脱皮するための道です。

・130 「勝つ人と勝ち続ける人」
  いつまでも一線で活躍するつもりなら、
  勘や経験だけに頼らず、
  本質を学び続けることを怠ってはいけません。

 

友(Fellow)

「誰かにとって否定的なことは、誰かにとって肯定的なことでもある。

だから自信を持って好きなことは好き、嫌いなものは嫌いだと言えばいい。」


本当に友と呼べるのは、ただの馴れ合いではなく、

同じ志に向かって共に歩める人を「友人」だと言っています。

 

そんな真の関係性を作るためのメッセージが多く記載されていますね♪

 

【友(Fellow)のオススメ項目】

・144 「問題に取り組む前に」
  どうやるか。誰がやるか。そんなことは後回しでいいのです。
  自分たちの持つ能力や道具を無駄遣いしたくなかったら、
  遠慮していないで、まずはお互いの本音を打ち明けることです。

・146 「力が目覚めるとき」
  自分の中に眠り、まだ日の目を見ない人望と才能。
  それを引き出してくれれうのは、ほぼ例外なく
  自分の仲間になる人か、自分の師匠にあたる人物です。
  だから品格が高い人ほど、
  「誰と付き合うか」をいつも真剣に考え厳しく選んでいるんです。

・164 「人同士の法則」
  仲間になろうと、カッコつけて誘っても意味がありません。
  仲間になりたければ、
  はじめから仲間のように接すればいいのです。

 

死(Spirit)

「本気で生きるということは、

『わずかな残り時間で何ができるか』を必死で考えることによく似ている。

やり残していることを、臆せずにやればいい」

 

みんな平等に必ず訪れす「死」。

今やっていることもいつかは「終わりを迎える」ということ、

つまり、生きとし生けるものには『期限』があるわけです。

 

その期限をしっかり見つめて、これからの生涯を生きるという意思が感じられます。

 

【死(Spirit)のオススメ項目】

・169 「命の重さ」
  死は問題じゃないということです。
  なんのためにその命を使っているのか
  ただそれだけが問題なんです。

・171 「死を想え」
  「自分の命は今日で終わり」
  そう思ったとたん、視界から余計なものが綺麗さっぱりと消えて、
  自分がこれからどこに向かうべきか、
  目の前に太くて真ったいらな道が、一本伸びているんです。

・173 「大切な人のために今日できること」
  今日という日は二度ときません。
  死ねば、再びこの世に生まれることはありません。
  だから大切な人を喜ばせるために、
  少しの時間も無駄にしちゃいけないんです。

 

最後に…

自分の「生きる志」というものを深く考えさせられる本です。

 

けっして「道徳」のために読むんじゃなくて、

一つでも二つでも自分の価値観をワンステップ向上させるような、

そんな意識をもって読んでいただければなお良いと思います^^

 

ぜひ旅のお供にこの本をどうぞ♪

 

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参考文献

『覚悟の磨き方 超訳 吉田松陰』 編訳 池田貴将

サンクチュアリ出版